<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年08月27日

【物 流】全ト協 平成27年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」


平成27(2015)年8月25日、全日本トラック協会は「トラック運送業界における点検整備推進運動」(以下 運動)の実施要領を公表し、各都道府県トラック協会の協力のもと、運動を全国的に展開すると発表した。

日常点検、定期点検などによる点検・整備の実施は義務付けられているものの、その実施状況は必ずしも十分とは言えず、不正改造の防止とともに、確実な点検整備の実施を徹底して行く必要がある。

運動は1年を通じて実施するものとするが、平成27(2015)年9月1日〜同年10月31日までの2ヶ月間を「自動車点検整備推進運動強化月間」とし、特に重点をおいて実施する。重点実施項目は下記の3点。

1、大型自動車に関する適切な点検・整備の実施方法についての啓発
機関誌(紙)やホームページ等を活用し、大型トラックのホイールの取付状態や燃
料装置等の重点箇所に係る点検の実施を周知する。

2、黒煙濃度に影響を及ぼす部品等の自主点検・整備の実施に関する啓発
黒煙濃度の悪化に大きな影響を与えるエア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、
燃料噴射ポンプ等の点検・整備の自主的な実施について周知する。

3、DPF(黒煙除去フィルタ)等の後処理装置付き車の正しい使用方法に関する啓発
確実な定期点検の実施、DPFに堆積したアッシュ(灰分)の定期的な点検・清掃、低硫黄軽油(S10)の使用、メーカー指定のエンジンオイルの使用等、DPF装着車両の正しい使用方法についての周知を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 07:42| 物流事業者