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2015年07月21日

【物 流】JR貨物 輸送動向(平成27年度 第1−四半期)


平成27年(2015)7月15日、JR貨物は、平成27年度の第1‐四半期分の輸送動向を発表した。

これによると、4月上旬に津軽海峡線(青函トンネル内)で発生した旅客列車車両故障や5 月中旬の台風6号接近、宮城県沖地震等の自然災害により、高速貨97 本が運休した(前年同期間は高速貨170本、専貨1本が運休)。

コンテナ貨物の輸送量は5,291千トン(前年比102.0%)となった。品目別にみると、鉄道へのシフトが続いている積合せ貨物が大幅な増となったほか、農産品・青果物、食料工業品、化学工業品やエコ関連物資が前年を上回った。食料工業品は、気温上昇に伴い全国的に清涼飲料水、酒・ビールの出荷が好調となり、輸送量は918千トン(前年比108.7%)となった。

車扱貨物の輸送量は1,782千トン(前年比99.4%)となった。石油が好調な発送となったものの、セメント・石灰石が納入先工場の整備・点検による受け入れ制限等の影響で減送となり前年を下回った。

コンテナ・車扱の合計では、7,073千トン(前年比101.3%)となった。

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投稿者:gotsuat 10:17| 物流事業者