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2015年07月03日

【物 流】国交省 ゲリラ豪雨対応 通行規制の新基準施行


平成27(2015)年6月23日、国土交通省はゲリラ豪雨に対応し、新しい通行規制基準を試行すると発表した。

ゲリラ豪雨など、時間50oを上回る短時間強雨の発生件数は、1970年代に比べて2000年代で1.3倍に増加しており、近年、雨の降り方が局地化、集中化している。こうした気象の変化から、各地で土砂災害等による通行止めが発生し、通行車両が巻き込まれるなど、従来あまり例の無かった形態の災害が増えている。

同省は、このような気象や災害の変化に即応できるよう、直轄国道の一般道路(18路線 24区間)において、6月中旬以降より新しい通行規制方法を実施する。

新しい通行規制のポイントは次のとおり。
ポイント1:雨の降り方の強さ(時間雨量)に対応した通行止め基準を設定し、災害捕捉率の向上を図る。
ポイント2:過去の雨量データや災害履歴を踏まえ、連続雨量(累積雨量)の通行止め基準を最適化し、トータルの通行止め時間を適正化する。

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投稿者:gotsuat 09:59| 国土交通省、運輸局の取り組み 【機関別】