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2015年06月15日

【知 識】IDCフロンティアと構造計画研究所 クラウドメール配信サービス「SendGrid」で業務提携


IDCフロンティア(以下 IDCF)と構造計画研究所(以下 KKE)は、メール配信および販売分野で業務提携する。

この業務提携により、国内のIaaS提供事業者としては初めて、メール配信が一ヵ月当たり25,000通まで無料となるクラウドメール配信サービス「SendGrid」の特典プランがIDCFの提供するクラウドサービス「IDCFクラウド」向けに提供され、IDCFとKKEは両社でサービスの営業活動およびマーケティング活動の相互連携を行う。これにより、サービスのインフラ構築から運営に欠かせないメール配信機能までがトータルで揃い、APIによる自動化と低コストで高信頼のメール配信を行うサービス運用が可能になる。

SNSでのリクエストやネットショッピングの注文などで自動送信されるトランザクションメール、またニュースレターやクーポンの案内などのプロモーションに用いるマーケティングメールなど、これらのメールはサービスの提供事業者や運営企業と利用者間のコミュニケーションに欠かせないものとなっている。また、コミュニケーションだけに留まらず、ネットサービスにおける多くの重要な連絡がメールを通して行われており、その役割は多様化している。

一方、サービスの提供・運営側は利用者へのメール配信の機会が増す中で、約20%とも言われるメールの不達回避や、配信インフラの初期構築および維持管理と配信数の増加によるコスト抑制が課題になっている。

KKEが提供する、米国SendGrid社のクラウドメール配信サービスであるSendGridは、1日に億単位のメールを取り扱える抜群の安定性や万全のサポート体制、セキュリティ対策、市場ニーズを先取りする開発力、シンプルなインターフェース、そして無料プランも含むリーズナブルな価格設定などから、世界中で様々な業界の顧客に支持されており、現在、月間150億通を超えるメールがSendGridを通して配信されている。KKEは日本市場において2013年9月よりSendGrid社と業務提携をしており、国内向けサービスの提供をしている。

IDCFはデータセンター事業を基盤としたクラウド事業の拡大を推進しており、パワフルなクラウドをコンセプトに、セルフサービス型のクラウドコンピューティングサービス「IDCFクラウド」を展開している。SNSやネットショッピング、またオンラインゲームなど、モバイルでの利用も拡大しているネットサービス分野を支える最適なインフラ基盤として、瞬間的なアクセス集中や多くのトランザクションをパフォーマンスやコスト面から支え、サービス提供事業者のサーバー構築や開発負担を軽減している。

IDCFとKKEは今後もメール配信分野でのサービス強化およびパートナー連携を推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識