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2015年06月15日

【アジア】三菱商事とセムコープ ベトナムでの分譲住宅開発事業に参入

三菱商事は、Sembcorp Development社(以下 セムコープ社)と共同で、ベトナムにおいて分譲住宅開発事業(以下、同プロジェクト)に参入することを決定した。

同プロジェクトでは、ホーチミン市に隣接するビンズン省内の、「ベトナム・シンガポール工業団地(以下、VSIP)ビンズン」のメインゲートエリアにおいて、16階から18階建のマンション11棟、1,419戸(予定)を中心に段階的に開発を行う。

VSIP事業は、シンガポール政府とベトナム政府の合意に基づき1996年にベトナム国内で開発を開始、三菱商事はセムコープ社と共に設立当初から参画しており、現在までに計6ヶ所の工業団地の開発を行ってきた。更に2012年9月にはセムコープ社と東南アジアにおける総合的な不動産開発(タウンシップ開発)を行うことを目的とした戦略提携を結んでおり、同プロジェクトは提携における分譲住宅開発の最初の案件となる。

ベトナムには、堅調な経済成長を背景に製造業を中心とする外資系企業の進出が続いており、進出企業が入居する工業団地周辺における人口増加も進んでいる。これに伴い住宅や商業施設等都市機能を含めた開発が期待されており、三菱商事は「VSIPビンズン」を皮切りに、今後、他のVSIP工業団地周辺における不動産開発事業を推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| アジア