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2015年06月12日

【知 識】ファナックとPreferred Networks 機械学習や深層学習を活かした技術開発で協業


ファナックとPreferred Networks(以下 PFN)は、工作機械やロボット等の更なる高度なインテリジェント化を目指して、機械学習や深層学習(ディープラーニング)を活かした技術開発において協業することで基本合意した。

インダストリー4.0やインダストリアルインターネットなどに代表される次世代の製造業を支える仕組みとして、IoTが非常に多くの注目を集めている。しかし、データ量が飛躍的に増大し、集めた大量のデータ(ビッグデータ)をどのように活かしていくのか、どのようにリアルタイム処理をするのかが大きな課題となりつつある。

そこで、よりエッジ(機械側)に近い場所で大量のデータをリアルタイムかつインテリジェントに処理し、工作機械やロボットをコアとするモノづくりの現場における高度な自動化を目指す手段として、機械学習や深層学習に着目した。

これまで機械学習や深層学習はサイバー空間での適用が進んできた。しかし、フィジカルなモノづくりの現場での、工作機械やロボットへの適用までには至っていない。そこで、PFNの持つ最先端の機械学習や深層学習の技術とファナックの持つ多くの技術を融合し、これらの機械に適用する。これにより、インダストリー4.0の適用範囲を包含するモノづくりの現場の多くのレイヤーにおいて、これまでにない高度な自動化の実現を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 知識