<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年06月10日

【環 境】国交省、宅配の再配達削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会を開催


国土交通省は、宅配の再配達削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会を開催した。

同検討会が開催された背景として、電子商取引(EC)市場の拡大に伴い、宅配便の取扱件数が増加するとともに、受取人の不在等による再配達が増加している現状がある。そのため、物流分野における二酸化炭素排出量を抑制するとともに、労働力不足へ対応するため、受取方法の多様化の促進等による再配達削減を通じた物流の効率化を推進する必要がある。

今回の同検討会では、宅配事業者として、日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便が参加する他、学識者、通販会社、総合商社/コンビニエンスストア、ロッカー会社、その他関係者などから構成される委員会を開催し、宅配の受取方法の多様化の促進等を通じた再配達の削減に向けて、現状把握、要因分析を行い、これらに基づいた課題への対応の方向性に関して検討し、関係者の合意を図るとしている。主な議題については下記の通りである。

【主な議題】
・再配達の現状、課題についての認識共有
 1 検討に当たっての問題意識について
 2 各社における宅配の再配達削減に向けた取り組みについて
・消費者向けアンケート(案)の提示及び実施方法についての意見集約 等

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 物流効率化による環境負荷低減活動【取り組み内容別】