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2015年04月27日

【アジア】昭和電工 中国の高純度アルミ箔製造拠点で量産開始

昭和電工は、アルミ電解コンデンサーの主要材料である高純度アルミ箔の中国での生産能力増強工事を完了し、2015年4月より量産を開始した。

アルミ電解コンデンサーは、家電製品からIT機器、電気自動車やハイブリッド車、新エネルギー分野まで幅広く使用されているが、特に中国では、エコカーや太陽光発電のパワーコンディショナー向けなど、中高圧型の需要伸長が見込まれている。

同社の連結子会社である昭和電工アルミ(南通)(以下 SDAN)は、中国国内の顧客にタイムリーに高圧用箔を供給する拠点として、同社堺事業所で製造した中間製品の最終加工を行っているが、2013年10月の開設以降、中国国内の高圧用箔の市場は拡大を続けている。今回の増強により、SDANの月産能力は400トンから600トンに引き上げられたが、同社グループは今後も、世界のアルミ電解コンデンサー市場の拡大に迅速に対応し、高品質の高純度アルミ箔を安定的に供給していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:30| アジア