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2015年04月03日

【環 境】日立 インドでの病院の省エネを実現する実証事業へ参画


日立製作所と日立インド社は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する、インドにおける病院の省エネ化を推進する「ICT活用型グリーンホスピタル実証事業」に関して、実証前調査の委託先に採択された。

この実証事業は、病院内のITシステム環境を整備し、高効率なシステム・設備に更新することで、施設全体のエネルギー使用状況を把握・可視化し、全体のエネルギー使用を最適化して省エネ化を図るものである。平成27(2015)年4月から同年10月まで実証内容の確認などを決定する実証前調査を行い、NEDOの事業化評価を経て、約2年間にわたる実証事業の実施をめざす。

現在想定している実証事業の内容は以下の通り。
(1)病院施設の省エネ化を実現する高効率な設備の導入・更新
電力使用のピークシフトや、予備電源で使用されているディーゼル発電機の燃料削減のため、太陽光発電システム、蓄電池や高効率空調などを導入し、既存設備も含めた病院内設備の最適な運転制御を行う。電力供給が不安定な場合においても、病院の運営ができるよう安定的に電力を供給する。病院全体のエネルギーを管理・制御することで、エネルギー使用量を削減することをめざす。

(2)省エネ性に優れたデータセンタの構築
AIIMSでは今後、医療データが膨大に増大すると予測している。日立の省エネ技術および省エネソリューションを搭載したストレージ・サーバならびにITシステムを導入することで、膨大な医療データを効率的に運用・管理しながら、ITシステムの消費電力の削減効果を実証する。

(3)ユーティリティ設備の最適運転による省エネ効果の最大化
病院のITシステムから得られる運営に関する情報と、エネルギーマネジメントシステムを連携させることで、蓄積したデータベースや病院の運営状況を基に、日々のエネルギー使用量を予測してユーティリ

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投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】