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2015年04月01日

【環 境】東芝、商用EVバスを川崎鶴見臨港バスに納入 川崎病院線で運転を開始


東芝は、同社初の商用EVバスを川崎鶴見臨港バスに納入した。川崎病院線において、平成27(2015)年4月1日から運転を開始する。今回納入されたEVバスは、同社製リチウムイオン二次電池「SCiB TM」を搭載。急速充電特性と長寿命に優れ、1日3回急速充電を行う事で川崎病院線を15周する運行頻度を実現した。ディーゼルバスと比較して、一日あたり約40%のCO2を削減できる(※)。

また、乗降数の測定機能と同社の解像解析技術による、乗客の年齢層を推定する機能を搭載。客層に応じた車内広告の表示や今後の運行計画を策定する際に活用できる。災害時には、バスに設置したコンセントを用い、バス本体を非常用電源として利用することも可能。

今回のEVバスシステムは、東芝と川崎市が平成25(2013)年10月に締結した「スマートコミュニティの実現に向けた連携・協力に関する協定」の取組の一つで、路線バスにおける低炭素化を進める臨港バスの賛同により実現した。

※ 同社が実施した走行試験による比較

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:29| 環境