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2015年03月27日

【知 識】三井物産 オマーンの「Salalah−2発電事業」に出資参画



三井物産は、サウジアラビアの電力事業会社ACWA Power(以下 ACWA)及びオマーン国Dhofar International Development and Investment Holding (以下 DIDIC)と共同で、2014年10月28日にオマーン国営電力・水公社である Oman Power and Water Procurement Company SAOC(以下 OPWP)が実施した「Salalah−2発電事業」の入札に参加し、今般、OPWPから事業権の受注通知書を受領した。

三井物産は、オマーン国の石油・ガス分野を中心とした経済成長に伴う急速な電力需要の拡大に対応するため、同国南部のSalalah工業地区に出力400MWの天然ガス焚複合火力発電プラントを建設すると共に、出力273MWの既存Dhofar発電プラントを買収し、OPWPとの15年に亘る長期売電契約に基づいて両発電プラントの操業・運転及び売電を行う。

これまで三井物産は、オマーン国での陸上油・ガス田生産・開発プロジェクト、オマーンLNGプロジェクトへの参画を通じ、同国石油・ガス上流分野での事業取組を行ってきたが、同件は下流分野における重要インフラストラクチャーである発電事業に対する初めての出資参画となる。三井物産の海外発電事業で培った豊富な事業運営ノウハウ及びオマーンでの事業実績を活かし、同事業の円滑な開発・運営に貢献していく。三井物産は、電力をインフラ分野における重点事業領域の一つと位置付けており、引続き積極的に優良案件の受注を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 知識