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2015年03月26日

【環 境】クボタ マレーシアでパーム油廃液から回収したバイオガスを使用し発電・売電する事業を開始


クボタは、マレーシアにおいて、パーム油搾油工程で発生する廃液から回収したバイオガスを使用して発電し、売電収入によってパーム油廃液処理設備の初期投資を回収する事業を新たに開始する。

マレーシア、インドネシアの重要輸出産品であるパーム(あぶらヤシ)油の製造工場から排出される廃液は、ため池(オープンラグーン)で処理される施設が多く、地球温暖化ガス(メタンガス)の大気放散や水質汚染が発生し、環境改善が大きな課題となっている。

クボタは平成24(2012)年10月にパーム油廃液処理設備をマレーシアで初受注し、現在提案活動を継続しているが、バイオガス回収設備と排水処理設備への初期投資は、特に中小規模のパーム油製造企業にとって、大きな負担となっている。そこで、パーム油製造企業の資金負担を軽減するため、同社はパーム油搾油工程で発生する廃液から回収したバイオガスを使用して発電し、売電収入によって初期投資を回収するスキームを提案する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 企業の取り組み 【機関別】