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2015年03月17日

【環 境】東芝燃料電池システム 次世代型純水素型燃料電池システムの実証試験を開始


東芝燃料電池システムは、同社が開発した次世代型の純水素型燃料電池を山口県周南市内の徳山動物園と周南市地方卸売市場に設置し、山口リキッドハイドロジェン、長府工産、岩谷産業と共同で、平成27(2015)年3月21日から実証試験を順次開始する。

今回、東芝燃料電池システムが開発した出力700Wの純水素型燃料電池は、業界トップシェアを誇る同社製エネファームの開発で培った技術を応用し、世界最高水準の50%超の発電効率を実現している。また、水素をそのまま燃料とするため、CO2を全く発生させずに発電できる他、1〜2分という短時間で発電を開始する事が可能となる。実証実験により平成29(2017)年までに稼働データを収集するとともに運転方法や適用メリット等を検証し、更なる効率化を図る。

このシステムを設置する徳山動物園や周南市地方卸売市場では、水素によって発電した電気を、施設の照明や空調などに利用し、発電の際に作られた温水は、動物や野菜の洗浄用シャワーなどに利用される予定である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:18| 企業の取り組み 【機関別】