<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年02月26日

【知 識】伊藤忠商事 デファクトスタンダードと資本業務提携


伊藤忠商事と、BEENOSの連結子会社であるデファクトスタンダードは、ブランド品宅配買取サービス「ブランディア」のさらなる規模の拡大および、Eコマース事業のグローバル展開を目的とした資本業務提携を行った。今回、デファクトスタンダードは伊藤忠商事を引受先とした新株発行を伴う第三者割当増資等を行い、伊藤忠商事はBEENOSに次ぐデファクトスタンダードの主要株主となった。

デファクトスタンダードが運営する「ブランディア」は、2007年3月よりサービスを開始し、「宅配買取サービスモデル」を構築、最先端ITシステムを駆使した効率的オペレーションにおいて中古EC売上高ナンバーワンのポジションを確立している。顧客から送られたブランド品を「ブランディア」が買い取り、独自のマーケティングとノウハウによる査定を行い、オンラインマーケットプレイス(オークション)に出品するCtoBtoCのモデルで、中古品EC市場では2014年度実績で売上ナンバーワンとなった。また、販売チャネルのひとつである「ヤフオク!」では、5年連続で年間ベストストアを獲得している。

伊藤忠商事は、従来のIT機器・サービスの販売に加え、ITを基盤とするBPO(Business Process Outsourcing)事業に着目し、国内外において積極的に数々の投資を行い、事業展開を進めている。

伊藤忠商事とデファクトスタンダードは、これまで伊藤忠グループとの提携による「ブランディア」事業収益の拡大や物流資材の調達サポートによるコスト削減など、事業面での連携を行ってきたが、今回の資本業務提携により、伊藤忠商事はデファクトスタンダードの株式10.8%を保有し、更に一歩進んだ協業を進めていく。具体的には、伊藤忠商事の持つグローバルなネットワークを活用した海外展開(海外での販売先事業者開拓など)やデファクトスタンダードの事業構築ノウハウを活用した新規ビジネス開発を目指していく。

また、BEENOSグループとしても、今回の提携を契機に、クロスボーダープラットフォーム事業領域を中心に伊藤忠グループとの連携を行い、インターネットを通じた新たな流通モデルの構築を共同で進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:31| 知識