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2015年02月24日

【流 通】カネカ 一般住宅向けスレート瓦専用の太陽電池を販売開始


カネカは一般住宅向けのスレート瓦専用の太陽電池について、多結晶シリコンタイプのラインアップを加え販売を開始した。

カネカは薄膜シリコンタイプの太陽電池を製造販売しているが、スレート瓦専用の太陽電池は、小分割された寸法により、寄棟など大判の太陽電池の設置が困難な屋根形状でも、効率的に設置ができる特長を持っている。今回、多結晶シリコンタイプの採用(寸法:400×1000mm出力:46W)で1枚当たりの出力をより大きくし、ゼロエネルギー住宅の普及に伴う大容量搭載のニーズに応えることが可能である。

カネカのスレート瓦専用太陽電池の特徴は、独自開発の特殊備品によりスレート瓦に穴を新たに開けることなく太陽電池が設置できるため、漏水リスクを低減できる。スレート瓦に太陽電池を設置する場合、一般的にはスレート瓦の施工後瓦に穴を開けるため、漏水のリスクが伴う。また、都市部において太陽電池に積もった雪が滑落する事故が増えており、それに対処するための雪止め金具の設置が可能となる。これらの特長に加え発電出力を向上させたことにより、さらなる市場の拡大を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:39| 流通