2015年02月20日
【流 通】博報堂 訪日中国系観光客向けＯ２Ｏソリューション『ＣｙｂｅｒＧＯ』提供
博報堂は、中国企業Ｃｙｂｅｒｍａｒｔ Ｇｒｏｕｐ（中国・上海）と共同で、急増する訪日観光客を顧客企業の店頭に送客促進をおこなうＯ２Ｏソリューション『ＣｙｂｅｒＧＯ』を開発、提供を開始した。
『ＣｙｂｅｒＧＯ』は、中国、台湾、香港から訪日する観光客にスマートフォンアプリを通じて家電量販店、飲食店、ドラッグストアなどの店舗情報と割引クーポン等を提供することで、観光客の店舗への来店促進と購買促進を同時におこなう。観光客へのＷｉ−Ｆｉルータの無料貸出とアプリダウンロードを組み合わせることで、観光客数千人に対して広く情報を配信していく。
『ＣｙｂｅｒＧＯ』は、日本への観光客が多く集まる現地の大手旅行情報サイト、航空会社・空港ターミナル、金融機関などで「Ｗｉ−Ｆｉルーター無料貸出＆アプリダウンロード」の抽選キャンペーンを行う。観光客を出国前に獲得・会員化することで早期に情報接触を行い、来日前の店舗来訪や商品の購入意思決定を促す。また、日本への滞在中にも会員（観光客）の位置情報に応じて店舗情報の検索や、割引情報などのプッシュ通知を行うことで、滞在中の来店動機を更に高めることも可能である。
『ＣｙｂｅｒＧＯ』は、２０１４年１２月に都内家電量販店にて送客トライアルを実施している。買物客は割引クーポンやインセンティブ情報をきっかけに訪問店舗、購入品目を決定するケースが多く見られ、高い成果を収めている。今回、訪日客が増加し最大の商戦期となる春節（２０１５年２月中旬〜）を期に、多くの顧客企業への送客を行う本格的なサービス展開を開始する。既に家電量販店、飲食店情報提供サービス、ドラッグストア、百貨店など多数の企業での採用が決定しており、高い期待が寄せられている。 また、今後は日本のサービス提供エリアを同年５月に関西地区、１０月には北海道へと順次拡大する予定にしている。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:39| 流通
