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2015年02月20日

【知 識】電通 豪州のクリエーティブ・エージェンシーを買収


電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」2015年2月4日付で、オーストラリアのクリエーティブ・エージェンシー「Belgiovane Williams Mackay」(以下 BWM社)の株式51%の取得と、早ければ2019年末にも完全子会社化するオプションを電通グループが有することにつき、BWM社株主と合意した。

1996年に設立され、創業者3名の姓の頭文字をとって命名されたBWM社は、現在ではオーストラリアにおける独立系クリエーティブ・エージェンシーとしてトップクラスの規模を誇っており、数多くの広告賞を獲得するなどそのクリエーティビティには定評があり、顧客からも高く評価されている。

BWM社はクリエーティブ領域におけるフルサービスやダイレクト・マーケティングに強みを持つほか、傘下に持つ専門的なサービスを提供する子会社4社との連携により、PR、ソーシャルマーケティング、デジタルコミュニケーション・サービスなども提供している。

これまで電通グループはアジア太平洋地域において中国と日本に次ぐ第3位の広告市場であるオーストラリアでは、総合広告会社のOddfellows Dentsu(オッドフェローズ電通)とDentsu Australia(電通オーストラリア)、メディアエージェンシーのCarat(カラ:豪州トップクラスのメディアエージェンシー)、Vizeum(ビジウム)、Mitchells(ミッチェルズ)、デジタルエージェンシーのiProspect(アイプロスペクト)、Isobar(アイソバー)、OOH専門エージェンシーのPosterscope(ポスタースコープ)などを通して行ってきた。そして現状、オーストラリアにおけるメディアビジネスでは第2位となるグループへと成長している。

買収後のBWM社は、社名を「BWM電通」に改名し、オーストラリアにおける電通グループの旗艦クリエーティブ・エージェンシーとしての役割を担うことになり、グループ各社と連携しながら、顧客企業のブランディングや販売促進に貢献する高度でシームレスな広告コミュニケーション・サービスを提供していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:36| 知識