<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年02月10日

【環 境】微細藻由来バイオ燃料製造のための屋外大規模培養試験設備を建設


IHI、神戸大学及びネオ・モルガン研究所は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)の委託事業「戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業」において、鹿児島県内にバイオ燃料用藻類(ボツリオコッカス)の屋外大規模培養試験設備を建設、平成27(2015)年度に運用を開始する。

同事業は、平成24(2012)年度に開始。増殖性に優れたボツリオコッカス株を活用することで、翌年の平成25(2013)年度にはIHI横浜事業所内において100u規模での屋外安定培養に成功。また、増殖性の高さに加え、藻体径の増大、浮上性の向上といった事業化での製造コスト削減に資する有用形質を集約した新株の獲得にも成功した。

これらの成果を事業化へ繋げる為、鹿児島県内に国内最大級となる1,500u培養池を有する屋外大規模培養試験設備を建設(平成27(2015)年3月完成予定)。安定的な藻体量産技術の確立を進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 環境配慮型施設・設備導入【取り組み内容別】