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2015年02月03日

【物 流】日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国・米国間の往航)を発表


平成27(2015)年1月26日、日本海事センターは平成26(2014)年12月のコンテナ荷動き速報値(アジア各国の往航)を発表した。

これによると、12月の往航荷動き量は前年比6.4%増の117.6万TEUで10ヶ月連続の増加となり、12月単月では過去最高となった。平成26(2014)年の年計では同5.9%増の1,465.2万TEUとなり、平成19(2007)年以来7年ぶりに過去最高を更新した。なお、10〜12月の四半期別では前年同期比6.8%増の372.0万TEUで、6四半期連続で増加した。品目別では、「家具及び家財道具」(寄与度0.8%)、「繊維及びその製品」(同0.6%)、「おもちゃ」(同0.5%)などが増加に寄与した。

この調査において前年比で減少した国・地域は、香港(約2.8万TEU、同14.6%減)、マカオ(16TEU、同73.2%減)のみで、それ以外はすべて増加した。前年比で増加した国・地域を見ると、ASEAN積はすべての国が前年比増加となったことから全体では同12.7%増の約17.2万TEUとなり、10ヶ月連続の増加となった。また、平成26(2014)年の年計では同6.6%増の193.7万TEUとなり過去最高を更新し、5年連続の増加となった。日本積は「車両機器及び部品」(同14.8%増)が12ヶ月連続の増加となったことなどから同6.9%増の約5.3万TEUとなり、11ヶ月連続の増加となった。また、平成26(2014)年の年計では同3.7%増の65.3万TEUとなり、2年ぶりの増加となった。

なお、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:18| 国際物流