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2015年01月21日

【環 境】農水省、青果物流通の合理化・効率化を目指し「青果物流通システム高度化事業」を推進


農林水産省は、平成27(2015)年より、青果物流通の効率化・合理化の為、新輸送システムの導入等を支援する「青果物流通システム高度化事業」を行う。

昨今、増加傾向にある輸入青果物から国産青果物のシェア獲得、また、ガソリン等の高騰による輸送費の増加、ドライバー不足による遠隔地からのトラック輸送の困難化等に対応する。

主な推進内容として、生産者、物流事業者などが連携し、輸送の合理化や効率化を図る為の情報交換会の支援、また、モーダルシフトの推進で必要な最先端の品質管理技術の実証や多段階温度管理が可能なコンテナ等の導入による輸送システム構築の支援等を行う。さらに週末等、輸送力が少ないタイミングに対応すべく、消費地域に隣接した貯蔵保冷設備の導入、集出荷貯蔵施設での長期保存技術の導入実証等も支援対象とする。

同事業は5億円の予算が投じられ、今後10年間(平成37(2025)年)で遠隔地からの輸送効率3%アップと、国産青果物の輸入青果物からのシェア獲得を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:55| 物流効率化による環境負荷低減活動【取り組み内容別】