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2015年01月13日

【環 境】コロナ、新工法により地中熱ヒートポンプ工事費用を4分の1に低減


コロナは、地中熱を利用したヒートポンプ導入工事費用を従来の4分の1に低減する、新工法「パイルファイブシステム」を開発した。

地中熱は再生可能なクリーンエネルギーとして近年注目されているが、これを利用した従来のヒートポンプの導入には、地中を約100メートル掘削し採熱管(地中と熱交換を行う媒体)を埋設する必要があり、工事費用が大きな課題となっていた。

同工法では、地中熱と空気熱を組み合わせた「GeoSIS HYBRID」の使用により、掘削の合計は従来の約半分で済む。また、同社調べでは一般的に地盤改良工事で鋼管杭を20〜50本打ち込むところを、同工法では採熱管の埋設用に地中10メートルの深さに5本追加するだけでよい。以上により、同工法では工事費用を従来の約4分の1と大幅に低減し、導入の負担を軽減できるため、地中熱ヒートポンプが今後身近な存在になることが期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 環境配慮型施設・設備導入【取り組み内容別】