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2015年01月09日

【物 流】国交省 「第1回輸出入コンテナ貨物における鉄道輸送促進に関する調査会」を開催


平成26(2014)年12月5日、国交省は「第1回 輸出入コンテナ貨物における鉄道輸送促進に関する調査会」を開催した。調査会では、現在行われているトレーラー輸送から鉄道輸送にモーダルシフトする際の問題点や課題点などが話し合われた。

会議資料によると、輸出入コンテナは鉄道コンテナ(JIS規格)とは異なる規格(ISO規格)が使用されていて、トンネルの高さ制限などハード面での制約により、現在、輸出入コンテナの鉄道輸送は僅かにしか行われていないことが指摘された。一方で、環境対策や労働力不足対策、さらには大井埠頭におけるゲート前の渋滞対策の観点から、モーダルシフト推進は重要な課題であるとの位置付けがなされた。

また、港湾におけるコンテナ取り扱い状況や鉄道輸送貨物状況などの現状をもとに、荷主や物流事業者に対し、鉄道利用にあたっての実態把握調査を行うことも決められた。

今後、2015年2月上旬ごろに第2回の調査会を行い、実態把握調査の結果から課題を抽出・整理して、同年3月上旬ごろに第3回を開き、課題に対する具体的な方策の検討や、モーダルシフトによるCO2削減効果の試算を行う予定にしている。

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投稿者:gotsuat 10:12| 行政関連