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2014年12月08日

【知 識】クレディセゾン シンガポールのEC決済事業会社と資本業務提携

クレディセゾンは、急速な成長が期待される東南アジアのECにおける決済領域において、バーチャルブランドプリペイドカード事業を展開するMatchmove Pay Pte Ltd.(以下 Matchmove)と資本業務提携をした。

クレディセゾンは、海外事業の強化を経営戦略に掲げ、中国、ベトナム、インドネシア、シンガポールに拠点を設け、日本国内で培ってきたカードビジネスをはじめ個品割賦やローンビジネスなどリテールファイナンス事業におけるノウハウを活用し、成長著しい東南アジアのマーケットへの事業参入に向けた取り組みを進めている。これまで 情報収集やネットワークの構築を目的として東南アジアベンチャーファンドへの投資を実行してきたが、今回は同社で初めてとなる東南アジアのスタートアップ企業Matchmoveへ直接投資を行い、取締役の派遣により成長促進と事業シナジーを追及していく。

Matchmoveは、アメリカン・エキスプレスとのライセンス契約によるバーチャルプリペイドカードの発行とともに、東南アジアを中心とした地域における銀行、携帯キャリア、リテールやEC事業者等と提携し、バーチャルブランドプリペイドカードのソフトウェアライセンスサービス(SaaS)の提供事業を開始している。東南アジアを中心とした新興国においては、経済成長に伴って増加する若年中間所得層や低価格スマートフォンの急速な普及を背景に、ECマーケットの急拡大が期待されている。一方、銀行口座やクレジットカードの普及率の低さから、現金中心の限られた支払い手段しか持たないユーザーが大勢を占めているのが現状である。この顧客層を対象に、安心・安全・簡単な決済手段を提供していこうとするのがバーチャルプリペイドカードである。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 17:50| 知識