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2014年12月08日

【アジア】みずほ銀行 タイ最大の民間銀行と業務協力

みずほ銀行は、タイ最大の民間銀行The Siam Commercial Bank Public Company Limited(以下 SCB)と、商業銀行業務・投資銀行業務・リテールビジネスにかかる広範な分野での業務協力覚書を2014年11月に締結した。SCB が邦銀と業務協力覚書を締結するのは、今回が初めてとなる。

SCBは、タイ国内にて1,173支店、ATM9,142台(2013年12月末現在)と最大のネットワークを有するとともに、国内の預金・貸出シェア首位を誇るタイ四大銀行の一角で、ユニバーサルバンクとして、高度なプロダクツラインを強みとした幅広い金融サービスを提供している。

タイは、国境を跨いだサプライチェーンの形成が進むメコン川流域経済圏において、その中核生産拠点やグループ販売会社が集積する要衝である。また、周辺各国との陸路輸送の利便性の高さから、2015年末発足予定のASEAN経済共同体(AEC)において中心的役割を果たすことが期待されるなど、アジア地域経済におけるタイの戦略的な重要性は、ますます高まっている。

みずほ銀行は、1996年のタイでのフルバンキングライセンス取得以降、タイ地場銀行 TISCO Bank Public Company Limitedとの業務提携(2006年6月〜)を梃子にサービス拡充を進めるとともに、進出日系企業と現地企業とのネットワーク構築と関係強化に取り組んでいる。

今回、地場最大のネットワークと商品ラインアップを有するSCBとの業務協力覚書締結により、みずほ銀行とSCBそれぞれが長年にわたり培った金融サービスのノウハウを融合させ、タイおよび周辺諸国における顧客の進出・事業拡大をより幅広くサポートしていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:26| アジア