2014年12月02日
【アジア】住友電工 中国の合弁会社で光ファイバ母材の量産を開始
住友電工は、中国の光ファイバ・ケーブル大手である富通集団と合弁で設立した富通住電光繊(天津）にて、光ファイバ母材の量産を開始した。現在、中国は「ブロードバンドチャイナ」という政府の方針の下、情報インフラの整備が急速に進み、世界最大の光ファイバ需要国となっている。今後も、４Ｇ携帯の整備、 ＦＴＴｘネットワークの拡充などにより、光ファイバの需要は堅調に伸びていくものと見込まれている。
住友電工は、２００８年１０月に富通集団と合弁事業契約を締結しており、２０１２年に設立した富通住電光繊(天津）を含め、現在光ファイバ関連の製造合弁会社５社で事業運営を行っている。同社は、富通住電光繊(天津）に最先端の技術と最新鋭の設備を導入し、光ファイバ母材の量産を開始した。富通住電光繊(天津）は、浙江省富陽市に設立した富通住電光繊（杭州）に続く二か所目の本格的な光ファイバ母材製造拠点となり、今後、光ファイバ母材を中国国内の富通集団との合弁各社に供給していく。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 10:24| アジア
