2014年11月25日
【アジア】江洋ラヂエーター ミャンマーの経済特区で自動車部品工場を竣工
自動車部品の江洋ラヂエーターは、ミャンマー最大の都市ヤンゴン近郊のティラワ経済特区（ＳＥＺ）で２０１４年１１月９日、工場の起工式を開催した。ティラワＳＥＺでの起工第１号となった。主に自動車の交換部品向けのラジエーターを生産、２０１５年末までの出荷を目指す。２０１５年８月末までに竣工、１０〜１１月中に操業を開始し、１２月末までに初出荷する予定。初年度は１２万台（月産１万台）の生産を見込む。工場の敷地面積は３万２，８００平方メートルで、建屋面積は５，０００平方メートル。建屋は５年内に２万平方メートルまで拡張する計画である。
ミャンマーで生産するラジエーターは全量を輸出し、主な輸出先は米国、日本、インドネシア、中国になるという。初年度は１００人の従業員を雇用し、５年内に５００人規模まで増員していく。
江洋ラヂエーターは２０１４年６月、ティラワＳＥＺの区画販売を手掛けるミャンマー・ジャパン・ティラワ開発（ＭＪＴＤ）と工場用地のリース契約を結んでいた。
ミャンマー初のＳＥＺであるティラワでは今後、入居を決めた企業が続々と工場を着工する見込みで、２０１５年にかけて建設ラッシュを迎える見通しである。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 10:07| アジア
