<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2014年11月17日

【知識】世田谷区と豊島区 住民管理情報システムをクラウドで運用開始

世田谷区と豊島区は、東京都特別区の自治体向け住民情報システム「MICJET(ミックジェット)23」のクラウドサービスの利用を開始した。 「MICJET23」は、従来は富士通がパッケージで提供していた東京都特別区に最適な住民記録、印鑑登録、住民税、国民健康保険などの業務機能をクラウド型で提供する。また、住民の各種申請手続の負担軽減や、マイナンバー制度対応を容易に実現するためのオプションサービスも用意している。 これにより、世田谷区と豊島区は、従来はそれぞれオンプレミスで運用していた住民情報管理システム用のICT設備を大幅に削減することができ、ICT運用コストを約10〜15%削減できる。また、「MICJET23」を提供するシステムは、最先端のセキュリティと堅牢な設備を備え、災害対策サイトも完備された富士通のデータセンターで運用され、同ソリューションと特別区の住民情報管理業務を熟知した担当者が監視と保守を行うため、セキュリティと信頼性、業務継続性も向上できる。 今後、東京都練馬区と東京都中央区も「MICJET23」の導入を決定しており、「MICJET23」は約200万人の住民をカバーする国内最大級の自治体クラウドサービスとなる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 流通