<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2014年11月14日

【知識】ソフトバンクとベネッセ 学校教育のICT活用サービス提供で合弁会社設立


ソフトバンクとベネッセホールディングスは、Classi(クラッシー)を設立し、2015年度から、学校教育でのICT活用をソフト・ハードの両面から総合的に支援するサービスの提供を開始する。Classiは、ソフトバンクグループの持つクラウド技術やタブレット活用、ネットワーク環境構築のノウハウと、ベネッセグループの持つ教育に関する知見や学校現場との信頼関係を生かし、学校教育におけるICT活用の推進を目的として設立された。

学校教育でのICT活用をめぐっては、文部科学省が児童生徒1人1台の情報端末の実現などを推進しており、また全国の自治体も独自に実証実験を進めつつある。一方、学校現場においては、ICT教育を推進していくにあたり「適切なデジタルコンテンツの不足」「教員間でのICTスキルの差」「セキュリティや費用など、ICT環境整備のハードル」といった課題が指摘されている。

ソフトバンクグループ、ベネッセグループおよびClassiはそれぞれの強みを生かして、これらの課題を解決する総合的なサービスを提案する。Classiは、小テストや宿題で活用できる問題などのコンテンツと、先生が生徒の学習状況などを記録し、面談などで活用できる各種指導用アプリケーションを提供する。これらのアプリケーションは、先生がタブレットなどに簡単に記録・閲覧できるようなユーザーインターフェースを採用しており、自動集計や情報共有の促進により世界一勤務時間が長いと言われる 日本の先生の校務の効率化も可能となる。ソフトバンクグループは、各学校の必要に応じて、安心安全なセキュリティシステムを備えたタブレットやクラウドサービスなどを提供する。ベネッセは、全国各地区の学校担当者によるコンサルテーションを通じ、各学校に最適な提案を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:36| 知識