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2014年11月04日

【物流】経産省「需要予測の精度向上による食品ロス削減及び省エネ物流プロジェクト」

経済産業省(経産省)は、平成26(2014)年10月9日、「需要予測の精度向上による食品ロス削減及び省エネ物流プロジェクト」の実施を発表した。

このプロジェクトは、経産省が平成26年度次世代物流システム構築事業の一環として、日本気象協会と連携。日本気象協会が持つ気象情報に加え、食品メーカー(以下 製)、卸売事業者(以下 配)、小売事業者(以下 販)が持つ独自のPOS(販売時点情報管理)データなどのビッグデータを交え、より高度な需要予測を製・配・販の各社に提供。これにより、食品ロスの削減と返送・返品、回収、廃棄、リサイクルなどで不要に発生している二酸化炭素の5%削減を目指す試みである。製・配・販を気象情報でつなぎ、協業してムダを削減する事業は国内初の取組みとなる。

事業初年度である平成26年度は、対象地域を関東地方、対象商品を「豆腐」、「麺つゆ・鍋つゆ」の2品に絞り実施。平成27年度以降、対象商品を食品に限らず気象条件によって廃棄・返品ロスが生じている商品すべてに広げ、対象地域も全世界に拡大する予定である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 15:17| 行政関連