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2014年10月29日

【物流】全ト協 危険物の荷卸しに関するキャンペーンを実施


全日本トラック協会(全ト協)は「危険物荷卸し時相互立ち会い推進全国一斉キャンペーン」を実施する。これは同年5月に開催した部会総会において実施が決まったものである。

危険物を荷卸しする際には、混油、誤注入等の事故防止のため、荷卸しをする側・受ける側双方の危険物取扱者が、危険物の油種や量等をしっかりと確認し、災害等の防止措置を取った上で行うことが義務付けられている。

しかし、危険物の荷卸し時に発生する事故は依然として後を絶たない。荷卸しの際に、荷卸しをする側・受ける側双方の危険物取扱者が立会い、事故防止のために必要な確認を行わなかったことが、このような事故発生の大きな原因の一つと考えられている。混油、誤注入等の事故は、直接・間接に大災害へ発展する恐れがあるため、事故防止対策を徹底することが業界関係者の社会的使命となっている。

これらを踏まえて、危険物荷卸し時の相互立会いの必要性・重要性を広く関係先に周知し、危険物取扱所における確実な相互立会い実施を推進することを目的として「危険物荷卸し時相互立ち会い推進全国一斉キャンペーン」が実施される。

実施期間は平成26(2014)年11月1日〜14日、キャンペーン中は、(1)啓発チラシの配布、(2)トラック協会会報への告知、(3)新聞、業界専門誌等への告知・広報の掲載、を主に実施する。

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投稿者:gotsuat 09:44| 物流事業者