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2014年10月22日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年度秋冬繁忙期に臨時列車を運転


平成26(2014)年10月15日、日本貨物鉄道は平成26(2014)年度の秋冬繁忙期に臨時列車を運転させるなどの取組みを発表した。

平成26(2014)年度のコンテナ輸送については、トラックドライバー不足等で鉄道へのモーダルシフトの動きが継続しており、同年度上半期は合計で対前年103.4%となった。輸送量は平成25(2013)年9月以降、13ヶ月連続で前年を上回っている。今後もこのような傾向は続くとされており、特に年末にかけての秋冬繁忙期ではトラックドライバー不足の深刻化等が影響し、例年よりも輸送需要が拡大すると想定されている。

JR貨物は上記を踏まえて次の二つの項目に取り組み、今秋冬の繁忙期に延べ464本の貨物列車を追加運転し、12フィートコンテナ40,490個分の輸送力を増強する。

一つ目は「臨時列車の運転」。前年度比で138本増の延べ450本の臨時貨物列車を運転する。例えば、隅田川駅〜札幌貨物ターミナル駅の臨時列車は同年10月1日〜12月26日(除く休翌日)に運転し、その輸送力はコンテナ車20両、12フィートコンテナ100個分となる。

二つ目は「曜日運休の解除」。日曜日を中心に曜日運休を解除し、延べ14本の貨物列車を運転する。一例として、百済貨物ターミナル駅〜福岡貨物ターミナル駅の列車は同年12月7、14、21日に運転し、その輸送力はコンテナ車26両、12フィートコンテナ130個分となる。

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投稿者:gotsuat 09:42| 物流事業者