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2014年10月17日

【物流】全ト協 「第54回 正しい運転・明るい輸送運動」を実施


全日本トラック協会は平成26(2014)年11月16日〜平成27(2015)年1月10日までの間、「第54回 正しい運転・明るい輸送運動」を実施すると発表した。これは、交通・労働災害事故を防止し、環境保全及び輸送秩序を確立させることで輸送を円滑にし、年末年始の輸送繁忙期に安心・安全な輸送サービスを提供することを目的としている。

今回は以下の6点を重点項目として取り組む。

1.「荷役作業時の安全確保の徹底」
荷主等との運送契約時に荷役作業の有無等を適切に取り決める。また、危険を伴う作業においては必要な安全対策を指示し、労働災害事故防止を図る。

2.「健康診断の受診の徹底」
健康診断を確実に受診させ、異常が認められた場合は改善されるまで乗務させない。

3.「確実な点呼の実施」
従業員の健康管理や点呼を確実に実施し、少しでも異常が認められた場合は乗務させない。

4.「飲酒運転及び危険ドラッグの根絶」
飲酒運転及び危険ドラッグの使用による運転の悪質性・危険性を従業員に理解させ、飲酒運転及び危険ドラッグの根絶を徹底する。

5.「過労運転防止の徹底」
無理な運行計画を立てず、適切な運行指示書の作成等により過労運転防止に努める。

6.「高速道路における事故防止の徹底」
インターチェンジ通過後にできる限り早い段階で運転者に休憩をとらせるなどして、高速道路での事故防止の徹底に勤める。

全ト協・各都道府県トラック協会・事業所は、それぞれに実施要領を設けて取り組みを行う。なお、国土交通省が年末年始に行う安全総点検への協力を行うものとしている。


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投稿者:gotsuat 09:48| その他