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2014年10月01日

【流通】「橋梁点検ロボットカメラ」発売 日立産業制御ソリューションズと三井住友建設

日立産業制御ソリューションズと三井住友建設は、共同で開発した社会インフラ用点検装置「橋梁点検ロボットカメラ」を販売した。「橋梁点検ロボットカメラ」は、点検員が目視で確認するには困難な場所を、伸長可能なポールに設置したカメラとカメラを操作するタブレットPCを用いて点検するシステムで、橋の点検を安全かつ効率的に実施することができる。

現在、我が国の社会インフラを巡っては老朽化の進行、地震や風水害などの災害リスクの高まり、人口減少・少子高齢化などの課題に直面しており、社会インフラの維持管理及び災害対応の効率化・迅速化が求められている。このような背景のもと、老朽化する橋梁の効率的な点検調査を可能とする橋梁点検ロボットカメラを開発した。

「橋梁点検ロボットカメラ」は、2013年11月18日に日立アドバンストデジタルと三井住友建設が共同で技術発表を行った橋梁点検ロボットカメラ技術を製品化したもの。

日立産業制御ソリューションズと三井住友建設は、今回の製品化にあたり、点検作業を実
施している会社の市場調査結果をもとに、(1)高欄の笠木に4.5m伸長可能なポールでカメラを吊り下げる懸垂型(HV−HT3000TB−D)、(2)地上に置き、最大10.5m伸長可能なポールで橋梁を見上げる高所型(HV−HT3000TB−U)、(3)懸垂型と高所型のポールをセットにした懸垂型+高所型(HV−HT3000TB−U/D)の3モデルを揃えた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:28| 流通