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2014年08月01日

【環境】太陽誘電 産業用太陽光発電所向け監視システム商品化



太陽誘電は、産業用太陽光発電所向けに無線方式によるストリング監視システムを開発し、商品化した。発電状況をストリング毎に計測、監視するシステムで、通信親機であるマネジメントユニットと通信子機であるストリングセンサユニットで構成される。

このシステムは、ストリング単位での電流と、装着した太陽光パネルの電圧の両方を検出することができるため、パネルの故障や配線の接続不良などによる出力低下が起きた場合には、それがどのストリングで発生したか特定することができる。また、同社の持つ電源回路技術と無線モジュール技術を組み合わせて、ワイヤレスセンサネットワークを構築することができる。太陽光パネルで発電した電力から、ごくわずかな電力を利用して無線通信を行うため、バッテリーレスを実現した。電池交換の必要も無く、新規に配線工事も不要のため、施工費用が大幅に抑えられる。

複数の太陽光発電所での実証試験を踏まえ、平成26(2014)年8月から同社子会社の赤城電子にて量産を開始する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:57| 企業の取り組み 【機関別】