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2014年07月30日

【知識】住友商事 インドのガス公社と天然ガス事業などを通じた協力関係を構築




 住友商事は、インド共和国のガス公社であるGAIL(India)Limited社(以下「ゲイル社」)との間で、天然ガスおよび液化天然ガス(以下「LNG」)事業等を通じたグローバルな協力関係の構築を目的に、覚書を締結した。

 住友商事は、米国メリーランド州コーブポイントにおけるLNG輸出プロジェクト(コーブポイントLNGプロジェクト)(注1)にて、天然ガスの液化加工委託およびLNGの販売を計画している。同プロジェクトにはゲイル社も参画しており、液化加工されたLNGは、住友商事とゲイル社が、半量ずつそれぞれの事業会社を通じて引き取る(注2)。
 住友商事とゲイル社は、同プロジェクトを契機に、米国における天然ガスおよびLNGのバリューチェーン構築や、広範な地域や分野におけるビジネス展開においても協業するべく、具体的な検討を進める。

 住友商事は、天然ガスおよびLNG事業を通じて日本およびアジアにおけるエネルギー安定供給に貢献するべく、様々な可能性を検討する。

 (注1)事業主体であるドミニオンコーブポイントLNG社に天然ガスを持ちこみ、製造されたLNGを引き取り輸出するプロジェクト。
 (注2)住友商事は、ST Cove Point LLC社(住友商事51パーセント、東京ガス株式会社49パーセント)を通じてLNGの引取りを行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:41| アジア