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2014年07月30日

【環境】佐川急便、宅配便事業者初となる使用済小型家電をリサイクル品として宅配回収



 佐川急便とリネットジャパンは、宅配便を活用した使用済小型家電の回収事業を、2014年7月1日から愛知県大府市・小牧市・豊橋市にて先行してスタート、同年7月21日から愛知県全域にて本格スタートした。

同事業は、従来の回収方法に加え、利用者の自宅まで回収に行く小型家電リサイクル宅配回収サービス。宅配回収を行うことで利用者が簡便に小型家電のリサイクルができる環境を整備し、利便性向上を図る。これにより回収率向上およびリサイクルの促進に寄与できる。

パソコン・携帯電話等の小型家電には有用な金属が多く含まれているが、有効利用されることなく埋立て処理されたり、海外で不適正処理されてきた。これらの資源を有効に利用し適正な処理を行うために平成25(2013)年4月から小型家電リサイクル法がスタートした。 すでに一部の市町村では回収が始まっているが、近くに回収ボックスが無かったり、持ち込むのが面倒である等の理由により、適正な回収が進んでいない地域が多くみられる。

リネットジャパンと佐川急便が協業スキームにて、小型家電リサイクル法の再資源化事業計画を申請し、リネットジャパンが認定を取得(認定番号 第24号)した。これにより小型家電リサイクル品の宅配回収サービスを実現した。
 
回収の手順は、まずインターネットから利用者が回収の申し込みを行い、宅配回収料金を支払い梱包すれば、希望日時に回収される。なお、リサイクル券の購入は不要である。

 回収対象は、デスクトップ・ノートパソコン、携帯電話、ゲーム機や生活家電など400品目以上となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:41| 企業の取り組み 【機関別】