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2014年07月22日

【物流】JR貨物 平成26(2014)年6月度輸送動向

 平成26(2014)年7月16日、日本貨物鉄道は同年6月分の輸送動向を発表した。

 これによると、中旬に北海道地区の大雨や東海道線人身事故の影響、さらに22日に発生した江差線貨物列車脱線事故の影響があり、月全体で高速貨167本が運休した。

 コンテナ貨物は、全体で13千トン増の1,689千トン(前年比100.8%)となった。品目別にみると、民間流通米の増送により農産品・青果物等が111千トン(同109.3%)、出荷が好調であった清涼飲料水を含む食料工業品が290千トン(同104.6%)となり、前年を上回った。

 一方、消費税増税に伴う販売減及び現地調達化の進展により自動車部品が64千トン(同83.6%)、災害廃棄物輸送の終了によりエコ関連物資が31千トン(同74.9%)と前年を下回った。

 車扱貨物は、全体で97千トン減の519千トン(同84.4%)となった。品目別にみると、堅調な石油は375千トン(同101.8%)と増加したものの、工場の定期修繕実施等によりセメント・石灰石が56千トン(同41.9%)と減送となった。

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投稿者:gotsuat 09:17| 物流事業者