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2014年07月15日

【環境】ОKIウィンテック、国内最大級の大規模エネルギー管理システムを納入

ОKIウィンテックは、近畿日本鉄道が所有する日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」へ、省エネソリューション「SEEMS(R)」のビル管理システムをベースとした大規模エネルギー管理システム「阿倍野エリアエネルギーマネジメントシステム」を構築し納入した。同システムの全体設計及び開発は、ОKIウィンテックが行い、現地でのエンジニアリング作業は協和テクノロジィズが行った。

「阿倍野エリアエネルギーマネジメントシステム」は、あべのハルカスに入居している百貨店・オフィス・ホテル・美術館など、利用形態の異なるテナントや施設全体で約3万点にも及ぶ各設備のモニタリングを実施する事により、エネルギー使用状況の見える化で、管理者と入居者は各所のエネルギー使用状況をリアルタイムに把握し、各設備で最適な運用を行い、あべのハルカス全体のエネルギー省力化に寄与する。

近畿日本鉄道ではあべのハルカスの建設にあたり、自然エネルギーの光と風をビル全体に活用して大幅な環境負荷低減を行う省エネルギービルを目指した。そのため、各種テナントや施設各所のエネルギー利用効率化を図るため、ビル全体のエネルギーを管理するシステム「阿倍野エリアエネルギーマネジメントシステム」の構築を検討していた。同システムは、各設備メーカーの先進技術を取り入れるため、マルチベンダー対応が必要であり、国内最大級の大規模システムとなるため、いかに低コストで構築するかというの課題があった。このような中、大規模ビル管理システムをオープンシステムで構築し、インターネットを利用した情報配信が可能なビル管理システムの開発実績などが評価され、ОKIウィンテックが「阿倍野エリアエネルギーマネジメントシステム」の構築業者として採用された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:27| 企業の取り組み 【機関別】