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2014年06月30日

【物流】 日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表


 平成26(2014)年6月17日、日本海時センターは日本・アジアと米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(平成26(2014)年4月分速報値)を発表した。

 これによると、4月の往航荷動き量は、前年比6.8%増の119.4万TEUで2ヶ月連続の増加となった。1〜4月累計では、前年同期比5.2%増の451.0万TEUとなった。国・地域別で見ると、韓国積(前年比 2.2%減)、香港積(同 9.9%減)、カンボジア積(同 15.8%減)、バングラデシュ積(同 15.5%減)以外の国・地域が前年比で増加した。

 前年比で増加した国を見ると、日本積は「車両機器及び部品」(前年比18.7%増)が同5ヶ月連続で増加したことなどから、4月全体で3ヶ月連続の増加となる6.2%増の5.9万TEUとなった。また、中国積は「繊維及びその製品」(同3.5%増)と「おもちゃ」(同0.9%増)が同2ヶ月連続で増加したことなどが影響し、4月全体で2ヶ月連続の増加となる8.0%増の76.6万TEUとなった。他には台湾積(同5.3%増の5.0万TEU)、ASEAN積(同8.1%増の15.8万TEU)、南アジア積(同10.6%増の6.8万TEU)などが前年比増となった。中でも南アジア積は過去最高を更新した。

 品目別で見ると、「床材・ブラインド等のプラスティック製品」(寄与度1.1%)、「自動車部品」(同0.4%)、「家具及び家財道具」(同0.3%)、「テレビ・ビデオ等の映像・音響製品」(同0.3%)などが増加に寄与した。中でも「自動車部品」は過去最高の荷動きを更新した。

 尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| その他