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2014年06月06日

【物流】トラック輸送情報(平成26年3月分)



 平成26(2014)年6月4日、国土交通省は平成26(2014)年3月分のトラック輸送情報を発表した。

 これによると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の3月の輸送量は6,101,874トンで、前月比では118.7%(季節調整済み103.5%)の約960千トン増、前年同月比では110.1%の約558千トン増となった。また、宅配便貨物(調査対象14社)の取り扱い個数は約304,463千個で、前月比では114.9%(季節調整済み107.9%)の約39,512千個増、前年同月比では111.4%の約31,081千個増となった。

品目別及び地域別輸送状況(調査対象25社)によると、前月比では多くの事業者が全品目において輸送量が増加したと回答した。多くの事業者は輸送量の増加要因を、工場・生産地からの貨物増が「農水産品」と「その他」以外の品目に見られたこと、「機械」、「化学工業品」、「食料工業品」で倉庫から出る貨物が増えたこと、「日用品」、「その他」で季節的な需要増が見られたこととした。前年同月比でも、多くの事業者が全品目において輸送量が増加したと回答した。多くの事業者は輸送量の増加要因を、「農水産品」、「日用品」、「その他」以外の品目で工場・生産地からの貨物が増加したこと、「化学工業品」、「日用品」で倉庫から出る貨物増が見られたこととした。主に関東地方、北陸信越、近畿地方で増加したという。

一方、一般貨物(回答事業者758社)の3月の輸送量は、前月比107.3%、前年同月比104.4%であった。近畿地方では、対前月比113.2%、対前年同月比104.5%であった。事業者の中には、消費税率増税前による需要増、「金属製品」、「食料工業品」、「日用品」で季節的需要の増加が見られたこと、引越荷物の増加で「取り合わせ品」が増加したことにより、輸送量が増加したと回答したところがあった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:33| 行政関連