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2014年06月06日

【流通】ソフトバンクモバイル 仏社と感情認識パーソナルロボット「Pepper」を共同開発



 ソフトバンクモバイルと人型ロボット工学の世界的な先駆者であるアルデバランは、さまざまな技術や機能を搭載した、世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を共同で開発した。「Pepper」は、2015年2月に発売する。

 また、2014年6月6日より、ソフトバンク表参道およびソフトバンク銀座にソフトバンククルーとして「Pepper」を設置し、来店したお客さまが「Pepper」とのコミュニケーションを楽しめるようになる。「Pepper」を配置する店舗は順次全国に拡大していく予定。

 人型ロボットである「Pepper」には、周囲の状況を把握して自律的に判断し行動する、独自のアルゴリズム(計算方法)が搭載されている。また、最新の音声認識技術や、滑らかな動きを実現する優れた関節技術、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定する感情認識機能を搭載するなど、人とのコミュニケーションに特化した機能とインターフェースを備えている。これにより、親しい友人や家族と接するように、自然なコミュニケーションを楽しむことが可能になります。さらに、吉本興業グループの株式会社よしもとロボット研究所の協力により、お笑いやダンスなど多彩なエンターテインメントで人々を楽しませる機能も充実している。今後の一般販売に向けては、人との日々のコミュニケーションを通じて学習し、成長していく機能も実装する予定。

 さらに、世界中の開発者が作ったさまざまな「ロボアプリ」(動きや会話、センサーなど、Pepperの各機能を組み合わせた動作プログラム)をダウンロードして「Pepper」の機能を拡張できる仕組みも提供する予定。なお、開発者向けには、「ロボアプリ」を開発するためのソフトウエア開発キット(SDK)を提供する予定で、2014年9月には、東京で技術仕様や開発方法の詳細などを公開するテックフェスティバルの開催も計画している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:32| 流通