2014年05月27日
【アジア】日本製粉 ASEAN諸国での事業展開加速でジャカルタに食品卸売の新会社を設立
日本製粉は、ASEAN地域に於けるグループの業務用食材および加工食品の販売拡大を図るため、インドシア共和国ジャカルタ特別州に現地法人PT．NIPPN FOODS INDONESIA（以下、NFI社）を設立した。インドネシアは同社グループにとって４ヶ国目の海外進出国となる。インドネシア共和国は、２億３０００万人を超える世界第４位の人口規模を有する多民族国家であり、世界最大のムスリム人口国としても知られている。同国の実質GDP成長率は２０１２年に６．２％、２０１３年に５．８％と高成長を維持しており、ASEAN最大の人口を背景に域内経済をけん引する国として一段と存在感が高まっている。また、今後も人口増加が見込まれ、食品をはじめ小売・飲食等の日系企業の進出も多く、成長性のある有望な市場となっている。
同社グループに於けるASEAN地域での事業展開は、１９９６年にR＆D機能を持つ販売会社、Nippon Flour Mills（Thailand）Ltd．の設立にはじまり、その後市場規模の拡大に合わせてNIPPN（Thailand）Co．，Ltd．（以下NPT社）を２００６年に設立、２００８年から高品質な業務用プレミックスの製造を開始して顧客から高い評価をされながら、順調に業容を拡大させてきた。
NFI社は、NPT社の製造するプレミックス類など、現地ニーズに合致する各種食品類をインドネシア国内およびAESAN諸国に販売し、同社の海外における事業展開を加速していく。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 08:41| アジア
