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2014年05月20日

【アジア】旭化成せんい タイでスパンボンド不織布製造設備を増設

 旭化成せんいは、タイにおけるスパンボンド不織布の製造・販売会社である 旭化成スパンボンド(タイ)(以下「AKST」)の設備増設を決定した。新設備の生産能力は年産2万トンで、AKSTの増設後の生産能力は、既存設備と合わせ、年産4万トンになる。


 旭化成せんいでは、スパンボンド不織布について、1973年の創業以来「エルタス」ブランドを中心に多岐にわたる用途展開による事業拡大を進めている。現在、国内では滋賀県守山市および宮崎県延岡市の2拠点、海外では2012年に設立したAKSTと計3拠点に製造設備を有し、紙おむつなどの衛生材料、自動車などの各種産業資材や家庭日用品など、幅広い用途に向けスパンボンド不織布を生産し、国内外で積極的な事業展開を行っている。

 中でも、アジア各国での紙おむつ市場の急拡大に対応するため、2012年にAKSTの稼働を開始した。今後もさらなる成長が見込まれていると同時に、紙おむつ素材の高度化への対応や品質、コスト面での競争力強化の観点から、同社独自技術による高品質なスパンボンド不織布製造設備の増設を決定した。同社は、安定供給体制を強化し、顧客ニーズに応えるとともに日系紙おむつメーカーの海外進出を強力にサポートしていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:17| アジア