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2014年05月13日

【知識】ヤマハ 画像表示用LSIに関してディジタルメディアプロフェッショナル社と業務提携

 ヤマハは、ディジタルメディアプロフェッショナル(以下DMP社)との間で、当社半導体事業における画像表示用LSI製品の開発・販売の業務提携に関する覚書を締結した。  ヤマハの半導体事業は、電子楽器用音源LSIの内製化からスタートした。アミューズメント機器や車載・家電用の音源・画像LSIをはじめ、最近ではモバイル機器向けの地磁気センサーも提供するなど、さまざまな分野で幅広く採用される半導体の開発・提供を行っている。  DMP社は、携帯ゲーム機、デジタルカメラ、プリンターといったコンシューマエレクトロニクス製品向けのLSI製品に3D・2Dグラフィックス描画およびコンピューティング用途のGPU IPコア技術をライセンスしている。また、高度なGPGPUの開発技術と低消費電力の技術をベースとしたビジュアルコンピューティング分野の次世代IPおよびLSI製品の開発も行うなど、同分野における高い技術力を保持しています。  今回の業務提携の背景は以下のとおり。  1.ヤマハは、半導体事業のさらなる拡大にあたり、画像表示用LSIの開発・販売を重要テーマとしている。より高い市場競争力の確保のためには3D表示エンジンをはじめとする高度なグラフィック技術が必須であり、この分野で高い技術を持つDMP社と開発、販売に関する業務提携を行う。  2.DMP社は、当社の豊富な半導体開発・製造および市場経験から得られるノウハウを次世代のLSI製品に生かすことで、今後のLSI製品ビジネスのより一層の強化を図ることができる。  ヤマハは、この業務提携により、画像表示用LSI製品の開発・販売に関して、両社の保有する知見やノウハウを相互活用し、ビジネスを拡大させるとともに、さらなる顧客満足度の向上を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:02| 知識