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2014年04月25日

【環境】ヤマト運輸 冷凍・冷蔵スペースを柔軟に変えることができる新型車輌を導入

ヤマト運輸は、同社のサービスである「クール宅急便」の積載容量に対して、車内の冷凍・冷蔵スペースを柔軟に変えることができる機能を装備した新型車輌を導入し、運行を開始したと発表した。同社は平成26(2014)年6月末迄に57台を全国で導入する予定で、今後は全国で順次導入を進めていくとしている。 新型車輌の特長としては、次の通りである。 1.従来の車輌は車載保冷スペースの容量を固定していたが、新型車輌では間仕切りを変えることで最大4パターンのレイアウト変更が可能となり、保冷スペース容量も最大約4倍まで拡大することが可能となる。 2.上記機能に加え、駐停車時間が長時間化する地域に対しては、車載保冷スペース内に蓄冷板を搭載した車輌を開発した。エンジン停止時に蓄冷板により庫内温度の上昇を防ぐことが可能となる。 3.幹線輸送で使用するコールドボックスが積載可能な車輌を開発した。「クール宅急便」をコールドボックスごと納品することで、輸送途中での仕分作業工程の省略ができ、より品質を保つことが可能となる。  

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:08| 物流効率化による環境負荷低減活動【取り組み内容別】