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2014年04月22日

【環境】豊田自動織機 世界トップクラスの環境性能を備えたフォークリフトを国内向けに投入

豊田自動織機は、国内排出ガス規制に適合する自社開発の新型トヨタ産業用エンジン(トヨタ1ZSディーゼルエンジン、トヨタ1KDディーゼルエンジン)を国内向けフォークリフトに搭載することを決定した。  近年、地球温暖化防止や環境負荷物質の排出量低減ニーズが高まるなか、自動車と同様、フォークリフトをはじめとする産業車両においても、先進国を中心に排出ガス規制が強化されている。また、世界的な環境意識の高まりとともに、日本や北米、欧州を中心とした先進国においては、電動車を積極的に採用する(ユーザー)も増えているが、特に積載荷重3t以上のクラスにおいては、電動車では連続稼動時間や作業性の制限があり、低燃費で排出ガス規制に適合したエンジンを搭載したフォークリフトが求められている。  このような状況のなか、平成25(2013)年、北米市場において、米国排出ガス規制(Tier4)に適合した1ZSディーゼルエンジン、1KDディーゼルエンジンを搭載した新型フォークリフトの販売を開始した。一方、国内の排出ガス平成23(2011)年規制(適合期限:平成26(2014)年10月末※1)においても、「PM※2排出量を前規制の10分の1以下に抑制」など、大幅な環境負荷低減が求められている。環境負荷低減ニーズの高まりも踏まえ、DPF※3を用いることなく、国内の排出ガス規制に適合した同エンジンをフォークリフトに搭載し、大幅な燃費低減をはじめとする環境性能の向上を図る。 ※1 エンジン出力37kw以上56kw未満の排出ガス2011年基準 ※2 Particulate Matter(粒子状物質) ※3 ディーゼル微粒子捕集フィルター(Diesel particulate filter)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:46| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】