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2014年04月22日

【物流】日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国の往航)を発表

平成26(2014)年4月17日、日本海事センターは日本・アジアと米国間のコンテナ貨物の荷動き動向(往航のみ、平成26(2014)年2月分)を発表した。 これによると、2月の往航荷動き量は、前年比9ヶ月ぶりの減少となる9.1%減の101.4万TEUで、1−2月累計では前年同期比0.8%減の227.8万TEUとなった。国・地域別でみると、日本積(5.2万TEU、前年比6.8%増)、南アジア積(5.5万TEU、同7.3%増)などが増加した。一方、韓国積(5.1万TEU、同3.8%減)、中国積(65.9万TEU、同11.3%減)、ASEAN積(13.3万TEU、同2.9%減)となった。 品目別では、「家具及び家財道具」(寄与度▲2.6%)、「繊維及びその製品」(同▲2.0%)、「一般電気機器」(同▲1.7%)などが上位10品目の中で減少の要因となった。 積地別で見ると、日本積は、前年比6.8%増の5.2万TEUとなり、平成25(2013)年3月以来、11ヶ月ぶりに韓国積を上回った。「自動車部品」(前年比0.3%減)は10ヶ月連続の減少となったが、「車両機器及び部品」(同14.2%増)、「自動車、トラック等のタイヤ及びチューブ」(同4.8%増)、建設機械(同11.7%増)などが増加した。 中国積は、前年比11.3%減の65.9万TEUとなり、10ヶ月ぶりの減少となった。「床材・ブラインド等のプラスティック製品」(前年比19.0%増)は前年比8ヶ月連続の増加となったが、「家具及び家財道具」(同比20.1%減)、「繊維及びその製品」(同16.3%減)など、上位品目が前年比10%を越える減少となった。 尚、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボ ジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:46| 物流事業者