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2014年04月21日

【物流】JR貨物 平成25(2013)年度輸送実績(速報)

 平成26(2014)年4月16日、日本貨物鉄道は平成25(2013)年度の輸送実績(速報)を発表した。  平成25(2013)年度は、8 月から 10 月にかけて発生した大型台風による輸送障害、函館線での貨物列車の脱線事故の他、2 月は東日本の太平洋側で記録的な大雪が発生したことなどが影響し、年度全体では高速貨1,730本、専貨57本が運休した。(平成24(2012)年度は、高速貨1,534本、専貨36本が運休。) 荷動きについては年度全体では前年を上回った。上期は自然災害等によりおおよそ前年並みで推移したが、下期は景気回復や円安、消費税増税前の需要増により国内生産が増加した。 コンテナ貨物は、全体では1,000千トン増の21,519千トン(前年比104.9%)であった。化学工業品(2,057千トン、同105.9%)、化学薬品(1,480千トン、同104.8%)、食料工業品(3,286千トン、同105.9%)、紙・パルプ(3,273千トン、同108.5%)等、国内生産増や消費税増税前の需要増が影響して前年を上回ったものがあった。また、専用列車が運行開始等したことで増送となった積合せ貨物(2,295千トン、同110.9%)が前年を大きく上回った。 車扱貨物は、全体では19千トン増の9,491千トン(前年比100.2%)となった。セメント・石灰石(1,449千トン、同109.0%)が顧客の生産体制変更に伴い増送となった。

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投稿者:gotsuat 08:37| 物流事業者