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2014年03月31日

【流通】三菱電機 重電や航空機などの加工に適した「ワイヤ放電加工機」を発売



 三菱電機は、ワイヤ放電加工機MVシリーズの新機種として、重電・航空機・自動車など向けの大型部品・金型加工に適した「MV4800」を2014年4月16日に発売する。

 同製品は、「INTERMOLD2014(第25回金型加工技術展)」(4月16日〜19日、於:インテックス大阪)に出展します。



<新製品の特長>

 1.大型部品・金型加工の生産性・精度を向上
  ・従来機種に比べ、ワーク加工を行う各軸の移動量を最大約20%拡大(※1)したことにより、大型部品加工に対応
  ・MVシリーズで採用している新電源を搭載し、部品の加工速度を40%向上(※1)
  ・加工定盤に焼入れを施し劣化を抑えることにより、長期間に渡る高精度加工を実現
  ・新開発の「横方向開閉ワイヤカバー」搭載により、クレーンを使用した大型ワークの搬入を容易に実現
   ※1:同社従来機FA30V ADVANCEを使用した際の同社指定加工時での比較

 2.電力使用量と消耗品使用量削減によりランニングコストを最大43%削減
  ・同社製高効率サーボアンプと磁束を効率よく使用できるシャフトリニアモーター(※2)の採用により、電力消費量を最大56%削減(※3)
  ・電力使用量に加えワイヤ・ろ過フィルターなどの消耗品使用量の削減により、ランニングコストを最大43%削減(※3)
   ※2:磁石を円筒状に構成したリニアモーター。磁束を360度効率良く推力に使用し、電力消費量を削減
   ※3:同社従来機FA30V ADVANCEを使用した際の同社指定加工時での比較

 3.最新のワイヤ電極線「自動結線装置」搭載による作業効率の向上
  ・「自動結線装置」の搭載により、カール率(※4)10%までのワイヤを電極線に使用可能
  ・加工時にワイヤ電極線が断線した場合、断線した位置から自動結線する範囲を加工板厚100mmまで対応(※5)
   ※4:長さ1メートルのワイヤ電極を垂直に垂らした際の、巻癖による横方向振れ幅の長さに対する割合
   ※5:ワイヤ電極線φ0.2mm使用時。当社従来機FA30V ADVANCEでは板厚60mm

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:58| 流通