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2014年03月28日

【知識】豊田通商 ブラジル最大のガス配給会社と業務提携




 豊田通商のブラジル現地法人であるS.C.Toyota Tsusho do Brasil Ltda.(以下:豊田通商ブラジル)は、2014年3月25日、ブラジル最大の天然ガス供給会社であるCompanhia de Gas de Sao Paulo(以下:コンガス社)とブラジル国内でのガスヒートポンプユニット(以下:GHP)の販売に関する業務提携を締結した。

 これにより豊田通商ブラジルは、2013年1月にヤンマーエネルギーシステムと代理店契約を結んだGHPにおいて、グローバル展開の一環であるブラジルでの販売を加速させ、2018年には同国内で300台の販売を目指す。

 ガスエンジンが動力源の空調システムであるGHPは、従来の電気モーターを使用する空調システムに比べ、消費電力が1/10と圧倒的に少なく、環境に優れたシステム。

ブラジルでは、シェールガス革命に代表されるエネルギー環境の変化や、大規模油田の本格採掘の開始により、豊富な天然ガス資源の有効活用が社会的課題となっている。また、経済成長に伴う急速な電力需要の拡大により、電力のピークカットの必要性も高まっている。GHPは、これら2つの課題を解決するものとして注目されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:12| 知識